「だいたい、大臣って海外に行く機会あるんだから...」
民主党政権で外相や副総理を歴任した、立憲民主党の岡田克也幹事長は、冷ややかな反応だ。1月31日午後の定例会見で、次のように述べた。
「私はそういうことはしませんでしたが、大臣によっては、した方もいらっしゃるかもしれませんね。まあ私、非常に無駄なことだと思ってましたが...」
「だいたい、大臣って海外に行く機会あるんだから、お互い贈りっこしてたら、その時間だけ、手間だけ無駄になるんじゃないか」
今後の対応については、
「閣僚間で申し合わせするとか、まあ、そういうことはあっていい」
と話し、法律や規則による規制はなじまないとの見方を示した。
一方、元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏は、ツイッターで
「私は4つの内閣で、3人の総理に大臣として仕えたが、総理外遊の帰国後に総理からお土産をもらった記憶はない。いつから、こんな習慣ができたのだろうか」
とも指摘している。舛添氏が閣僚だったのは第1次安倍改造内閣、福田康夫内閣、福田康夫改造内閣、麻生内閣(07~09年)。麻生内閣の次が鳩山内閣だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)