大阪の老舗銭湯に「最大のピンチ」 機械トラブルで女性浴場を閉鎖...復旧尽力も「終わりが見えない状況」

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   「なにけん」の愛称で親しまれる大阪のスーパー銭湯「なにわ健康ランド 湯~トピア」は2023年1月29日、女性浴場を一時的に閉鎖すると公式サイトなどで発表した。館内の老朽化が進む中で機械的なトラブルを抱えているという。

「最大のピンチもチャンスに変えて乗り越えられますように...」

   なにけんは1985年に大阪府東大阪市で開業した。7階建ての温浴施設で、種類豊富な風呂やサウナを有する。公式サイトで29日、女性浴場を閉鎖する影響で、2月6日から女性客の利用を停止すると発表した。

「現在、湯~トピアでは女性浴場の営業活動にかかわるほどの重大な機械的トラブルを抱えております。この1週間ほど手を尽くしましたが解決には至らず、苦渋の決断ではございますが女性フロアを完全に閉鎖する運びとなりました」

   館内は老朽化が進み、いつ何が壊れてもおかしくないという。修理・改修工事は2月末日までを予定しているが、「正直なところどうなるのか終わりが見えない状況」としている。再開日時は今後、公式サイトや各種SNSで伝える。なお男性客はこれまで通り利用できるとしている。

   なにけんは、こうした状況に対し「苦情どころか逆にお客様からの励ましのお言葉に支えられ、ここまで営業を続けることができたと実感しております」として利用者に感謝を述べる。そして「長期間にわたり多大なご迷惑お掛けしますことを、深く心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

   なにけんの発表を受けて利用客からは「無事に復活されることをお祈りいたします」「再開を心待ちにしています」などと応援する声が寄せられている。

    こうした声を受けて、なにけんはツイッターで「最大のピンチもチャンスに変えて乗り越えられますように...37年の底力をいつも応援くださるお客様にきっときっと見ていただけるように頑張りたいと思います」と感謝した。

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