WBC日本代表、勝敗握る「守護神」は誰に? 元WBCコーチが挙げた筆頭候補

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「今まで一番レベルの高い大会になる」

   先発・第2先発候補は、ダルビッシュ有(パドレス)、大谷翔平(エンゼルス)、山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)、今永昇太(DeNA)、戸郷翔征(巨人)、宮城大弥(オリックス)、高橋奎二(ヤクルト)、高橋宏斗(中日)。

   リリーフ候補は湯浅京己(阪神)、伊藤大海(日本ハム)、宇田川優希(オリックス)、松井裕樹(楽天)、大勢(巨人)、栗林良吏(広島)となる。

   橋上氏は「抑えは経験が必要なポジション」とし、21年に行われた東京五輪で日本代表の守護神を務めた栗林に期待を寄せた。

   「国際大会はボールの問題がある。これがピッチャーにとって一番大きな問題だと思います」とし、「栗林選手は国際大会を無難にこなした。球種が少ない大勢選手は、フォークを投げる時にボールをしっかり扱えるかどうか。ボールが合わなくてフォークが使えないとなると抑えはきついと思います。国際大会での経験を踏まえると栗林選手が抑えの筆頭になるでしょう」と解説した。

   今大会は米国、ドミニカ共和国、プエルトリコなどの強豪国から多数の現役大リーガーが出場する見通しで熾烈な優勝争いが想定される。

   橋上氏は「おそらく今まで一番レベルの高い大会になると思います。各国ナショナルチームにふさわしいメンバーになってくる。日本はかなり厳しい戦いになると思います。ドミニカにしてもアメリカにしてもかなり強力なメンバーでくるでしょうからそうなると簡単ではないと思います」と語った。

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