井上尚弥「後釜」バンタム級王座は誰の手に WBC王座はドネアvsモロニーで決定戦実現か

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   プロボクシングの元世界5階級制覇ノニト・ドネア(フィリピン、40)が2023年1月24日にインスタグラムのストーリーを更新し、WBC世界バンタム級王座決定戦出場に「意欲」を見せた。

   WBC世界バンタム級王座は、元同級王者・井上尚弥(大橋、29)の王座返上により空位となっており、ランキング上位による王座決定戦が行われる。

  • ドネア選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
    ドネア選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
  • ドネアのインスタグラムより
    ドネアのインスタグラムより
  • ドネア選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
  • ドネアのインスタグラムより

交渉期限を2月17日までに設定

   米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(WEB版)は1月23日、WBCが世界バンタム級1位ジェイソン・モロニー(オーストラリア、32)と2位のドネアに王座決定戦を行うよう正式に指示したと報じた。交渉期限を2月17日までに設定したという。

   WBCのマウリシオ・スレイマン会長は昨年11月のWBC年次総会で王座決定戦のプランを明かしており、井上が世界4団体王座を統一しバンタム級王座を返上した場合、空位となる王座はモロニーとドネアによって争うことになると明かしていた。

   ドネアはインスタグラムのストーリーに王座決定戦の正式決定を報じた「ボクシングシーン」の記事の一部に自身とモロニーを重ね合わせた画像を投稿。王座決定戦に関するコメントは投稿せず、「無言」のアピールだったとみられる。

   ドネア、モロニーの両者は過去に井上と拳を交えて黒星を喫している。ドネアは19年11月と22年12月に対戦しており、初戦は0-3判定、2戦目は2回TKOで敗れた。モロニーは20年10月に井上に挑戦し7回KO負けを喫した。

   昨年12月の敗戦後、ドネアが1階級下のスーパーフライ級で世界を目指して再起する可能性があると報じたフィリピンメディアもあったが、バンタム級に留まり井上の後釜を狙うことになりそうだ。

   一方のモロニーは、スポーツ紙などの報道によると次戦に向け日本で実戦練習を行った。元世界2階級制覇の亀田和毅(TMK、31)が所属する大阪のジムに出向き、1月23日にスパーリングを公開。1階級上の亀田相手に6ラウンドのスパーリングを行ったという。

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