【最強寒波】水道管凍結→慌てて修理依頼は要注意 ネットでぼったくり被害、消費生活センターが呼びかけ

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   強い寒波の襲来で、ツイッターでは「水道管凍結」「水道管破裂」への言及が相次いでいる。対策方法に加え、被害に遭って途方に暮れる投稿も散見される。

   そんな時は注意が必要だ。福岡県の北九州市立消費生活センターは2023年1月24日、「修理業者をネット検索するときは気を付けて」と呼びかける。担当者に業者の見極め方を聞いた。

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レスキュー商法急増

   北九州市立消費生活センターは24日、記録的寒波のあとは水道修理トラブルが頻発するとして、「ネット検索して『修理480円~』なんて広告を信じちゃダメ」「修理業者をネット検索するときは気を付けて」とツイッターで注意喚起した。

   具体的な事例として、70代男性の相談を紹介している。

「水道管が破裂したので、急いで修理をしてもらおうとネットで検索し、一番上に掲載されている事業者が良いと思ったので、来てもらった。来訪した事業者はいきなり作業を始めた。 ホームページには安価な金額が記載されていたのに、金額を聞いても『〇万円くらい』とはっきりした金額を言わず、修理後にいきなり『○十万円』と高額な料金を請求した。納得できない」

   水道修理や鍵交換など暮らしのトラブルで、高額請求をされたり、杜撰な対応をされたりといった「レスキュー商法」は後を絶たない。国民生活センターによれば、相談は全国で年々増加しており、最近ではネット広告を入り口としたトラブルの相談が増えている(詳報:水漏れ・鍵修理...「レスキュー商法」被害急増 ネット広告巧みに利用、弁護士団体がGoogleに改善申入書)。

   北九州市立消費生活センター担当者は25日、J-CASTニュースの取材に「複数の見積もりをされてから契約、工事をして欲しい」と話す。同じ工事でも、業者によって費用は変わる場合があり、出張費や見積もり費の有無も確認すべきとした。料金以外にも、工事内容に納得した上で契約を勧めている。

   ネット検索経由で申し込み、トラブル時に「連絡が取れない、所在がわからない」といった相談も寄せられているといい、自治体の指定工事業者であればそうした問題は回避できるとした。

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