ラーメン一杯2000円なら「生涯食べない」 価格論争に志らく持論「そういう食べ物じゃなかった」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   落語家の立川志らくさんが2023年1月22日放送のワイドショー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、サッカー元日本代表・本田圭佑選手のツイッター投稿を機に勃発した「ラーメン2000円論争」をめぐって持論を展開した。

  • ラーメン一杯2000円は高すぎ?(画像はイメージ)
    ラーメン一杯2000円は高すぎ?(画像はイメージ)
  • 本田圭佑のツイッター(kskgroup2017)より
    本田圭佑のツイッター(kskgroup2017)より
  • ラーメン一杯2000円は高すぎ?(画像はイメージ)
  • 本田圭佑のツイッター(kskgroup2017)より

「気軽に、こうさっと安く食べれるもんだった」

   議論の発端となったのは、本田氏が9日にツイートした「ラーメン屋。あの美味さで730円は安すぎる。もうちょっと値上げするべき。ってか色んな業界がもう少し値上げするべき。高すぎるか安すぎるかの両極になり過ぎ。次ラーメン食うときは2000円支払います。必ず」とする投稿だ。本田氏の投稿をきっかけに、SNSでは食品の適正価格をめぐる論争が勃発していた。

   番組でも本田氏の投稿について「そう感じるラーメンに出会えてうらやましい」と賛成する声が上がった一方、「2000円はかなりキツイです」と反論する声もあったと紹介した。

   意見を問われた志らくさんは、「私は2000円だったら生涯ラーメン食わないです」と答えた。スタジオから笑いが起こると、「いや、あの『昭和の老害』から言わしていただくと、ラーメンってそういう食べ物じゃなかった」と語った。

「気軽に、こうさっと安く食べれるもんだった。それがいつしかもうみんながね、フランス料理のように作って。それはそれで文化としていいんだけど。おじさんというか、還暦世代になってくると......」

   志らくさんがこれまで食べた中で最も好きなラーメンに触れ、「私が一番好きなのは、今は無き『としまえん』の売店で売ってる、チープなラーメン。あれが一番好き。あれで十分だと思っちゃうから、今のラーメンについていけない。どんどん歳を取ってるってことでしょうね」と振り返った。

「お寿司なんかは、ある程度値段が高くてもいいかな」

   「ラーメンはチープ派」を主張した志らくさんだが、寿司については別の考えを持っているという。

「お寿司なんかは、ある程度値段が高くてもいいかなとは思いますね。だってお寿司っていいところに行くと一貫1000円とかね。考えてみりゃ、こんなバカな話ないでしょ。ひと口で終わっちゃうもん1000円で。でもお寿司ってピンキリだから」

   寿司の値段について語っていた志らくさんだが、話は途中で失速。

「でもいまお寿司の話してて回転寿司を腐そうと思ったら、こっちに回転寿司の人がいた......」

と、回転寿司チェーン「くら寿司」のCMキャラクターをつとめるレギュラーコメンテーターの松本人志さんに配慮したと冗談めかして語り、「ちょっとお寿司の話は止めさしていただきます」と笑った。

姉妹サイト