老人ホームを7年利用したら...まさかの金額に衝撃 Twitter体験談にみる「老後の備え」の難しさ

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「老後はゆっくり趣味を...」もままならないかも?

   もちろん、老後の備えは「生活の豊かさ」のみ確保できればよいわけでもありません。趣味や娯楽など「心の豊かさ」も大事なポイントです。

   長年趣味を持たなかった男性が、退職などをきっかけに突然「手打ちそば」や「完成に4日かかるカレー」など手間のかかる料理を始めた、という話を聞いたことがある人も多いのでは。

   この現象について、あるTwitterユーザーが「手の込んだ料理よりも『普段の食事』を作れるようになった方が家族からよほど感謝されるし、本当の意味で老後の備えにもなるのでは」という意見を投稿しました。

男の人が50歳を過ぎて趣味を見つけようと強迫観念から蕎麦打ちなどを始めたりするが、実はこういう事をやった方がよっぽど良いのではないだろうか?という意見 - Togetter

   こちらの投稿について、実際に父親が料理を始めたことで家族が苦労をした話や、逆に最初はうまくいかなかったけど最終的に良い形に落ち着いた話、また「趣味がなくても生活そのものを楽しめばいい」といった意見を述べる人もいました。

   趣味に関連して「今は忙しくてできないけれど、老後に思いきり趣味を楽しみたい」という願望に「待った」をかけるネタも鉄板です。

   たとえば「今はビデオゲームを遊ぶのを我慢して、老後の楽しみにとっておこう」と考えている人に向けて、年を取ってからゲームを始めた結果、身体的な衰えによって十分に楽しめなくなってしまったことに気付いたTwitterユーザーからの悲痛な訴えが注目されました。

ゲームは老後の楽しみに→肉体の衰えで、面白さが減衰するから止めておけという話「老眼で縮小マップで自分の向きがわからない...」 - Togetter

   Twitterでの話題を見ていると、老後の楽しみ方を一つとっても、若いうちに考慮しなければならないポイントが多いことが分かります。

   老後の生活は当事者になってみるまでどう転ぶか分からないもの。また準備に必要な要素が多岐にわたることも、不安に拍車をかける原因のようです。

   あまり悲観的になりすぎるのも考えものですが、Twitterなどの話題をきっかけに、折に触れて備えについて考える機会を作ると、将来をよりよく過ごすヒントが見つかるかもしれません。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。

   今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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