JAL国内線から消える「お値打ち座席」 格安フルフラット体験で人気も...「777」退役で幕

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1000~3000円の追加料金でフルフラットに乗れる

   そのため、国内線に比べてハイスペックな国際線仕様のシートが体験できると人気を呼んだ。特に、「クラスJ」の場合、1000~3000円の追加料金(当日アップグレードの場合)でフルフラットシートが利用でき、「お値打ち」だという声も出た。312席のうち26席しかなく、予約が取りにくいことも多い。

   現時点で運用されている777-200ER型は3機。いずれも02~03年に導入された「20年選手」で、老朽化が進んでいた。後継にあたるA350-900型は19年に導入が始まり、現時点で16機が運用されている。

   JALでは23年度から、エアバスA350-900型機の全長を長くしたA350-1000型が、順次国際線にお目見えする。これにともなって、国際線で運用されている777-300ER型の退役が進む見通しで、JALの大型機はボーイング機からエアバス機に完全に入れ替わることになる。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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