古参YouTuberの「PDS株式会社」が2023年1月14日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、全盛期と比べて収益が20分の1に落ち込んだと告白した。
「かつては日本一のYouTuberでした」
PDS株式会社は、2010年頃から活動を続けるYouTuber事務所「UUUM」所属のYouTuber。23年1月17日時点で、メインで動画を投稿しているYouTubeチャンネル「PDSKabushikiGaisha」の登録者数は168万人を数える。
PDS株式会社は「収益1/20に減った日本一だったYouTuber... PDS」と題して公開した動画で、自身の収益について「全盛期と比べて20分の1くらいになってますよ。マジで笑えないんですけども」と述べ、テロップでは「かつては日本一のYouTuberでした」と注釈を入れた。
近頃、「YouTubeの収益が下がっている」と訴えるYouTuberも散見されるが、PDS株式会社からすれば「そんなことはない」という。「単純に僕が伸びてないだけです。伸びてる人はそれなりにちゃんと収益を得ていると思うんで。伸びてない僕でももらえてる感覚はある」と説明した。
「単純に俺がつまんなくなった」
自身の収益が減っている要因について「単純に俺がつまんなくなった」「YouTubeのアルゴリズムに沿ってやってこれなかった」と列挙した上でPDS株式会社は、「あとショート。ショート動画に力を入れすぎちゃって」と言い、「ショートの収益は全くないんで。もうボランティアですよ。数千万再生あっても、お小遣い程度しかないんで」とショート動画の実情を明かした。
さらに「企業案件が全くない」とも。「ほかの人はめっちゃ(企業案件を)やってるんですよ。みんなやってないならわかるんですけど、『この人やっててなんで俺ないの?』って感じなんですよ。印象悪いんすかねぇ」と嘆きつつ、「2月からショートの収益が付くらしいんですけど、これもあんまり期待できない」とぼやいた。
そして「YouTuberを目指したい子どもがいるんだとしたら、目指すんじゃなくて普通に趣味でやったりとか...」と推奨したPDS株式会社。一方で、自身の今後については「再生数がどんなに落ちて、お金がなくなっても僕はブログ感覚であろうと続けるつもりなんで。よろしくお願いします」と語っていた。