テレビドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)第1話が、2023年1月17日に放送され、主演の俳優・広瀬すずさん演じる九州地方出身のヒロイン・空豆の方言に注目が集まっている。
空豆「おいの言葉は長崎と宮崎のちゃんぽんさぁ」
同作は、九州の田舎で育ったおてんば娘・空豆(広瀬さん)と、作曲家を目指す都会育ちの青年・音(ジャニーズグループ「King & Prince」永瀬廉さん)がひとつ屋根の下で暮らしながら、夢や恋を追いかける23歳の2人による青春ラブストーリー。
第1話では、幼馴染の婚約者・翔太(櫻井海音さん)のために上京してきた空豆が、まさかの失恋。偶然出会った音に付き添わせ、翔太の家にあがりこむと、そこには空豆とは清楚系の新しい彼女がいた。謝罪する翔太に対し、空豆は「おいたちの思い出は、誰も入れんじゃなかと?」「おいたちの思い出はただのゴミクズね? ただの紙クズと一緒ばい! 捨てたかと? 捨てたかとやろ」と激怒。そのまま呆れて九州に帰ろうとしたものの、ひょんなことからしばらく音と同じ下宿先で暮らすことになって...という展開となった。
劇中では、空豆が「すごく」の意味で鹿児島弁の「わっぜ」、「ありがとう」の意味で宮崎弁の「あいがとがした」と言うシーンほか、様々なセリフに九州地方の方言を多用している。空豆は「ばあちゃん長崎で、じいちゃんが宮崎で。おいの言葉は長崎と宮崎のちゃんぽんさぁ」と説明している。
劇中の方言は「3か所をブレンドして作ってる」
視聴者からはインターネット上で「『わっぜ』は鹿児島だよね? でも語尾の感じとか訛りは鹿児島じゃないし、、これ方言指導とか付いてるの?? 違和感がとてつもなさすぎるの」「方言がめちゃくちゃで気持ち悪いなー」「広瀬すずちゃんの 方言違和感ありすぎて、ストーリー入ってこない」などと指摘があがった。
脚本家の北川悦吏子さんは放送開始前の制作発表会見で、空豆の方言について「多分、九州の人が聞くと『これどこの方言?』って思っちゃうと思うんですけど、3か所をブレンドして作ってるんですね。宮崎と鹿児島と長崎」と説明。その理由として、九州の既存の方言に「ピンとくるのがなかったんです」とし、「空豆ちゃんの設定を、おばあちゃんが長崎(出身)、おじいちゃんが宮崎(出身)というふうにして、ちゃんぽんにするという技を考えついて、宮崎と鹿児島と長崎の方言をずっと聞きながら自分でブレンドして」と独自の「空豆語」を作ったと明かしている。その上で「『こんな言葉ないじゃん』って怒らないでください。ないです」と冗談交じりに呼びかけていた。
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— 火ドラ『夕暮れに、手をつなぐ』【公式】 (@yugure_tbs) December 20, 2022
2023年1月????????????????????火曜ドラマ
『夕暮れに、手をつなぐ』
第1話予告動画公開????
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