高木豊氏、FA戦線を大胆予想 注目のDeNA・日本ハム左腕は「出ていくような気がする」

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   プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(64)が2023年1月16日にユーチューブチャンネルを更新し、23年フリーエージェント(FA)戦線を独自予想した。

   動画では今季中にFA権取得が予想される選手を紹介し、高木氏が注目される選手を取り上げた。

  • 高木豊氏(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    高木豊氏(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • 高木豊氏(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

「俺がエースで優勝させるという風に多分思っている」

   争奪戦になりそうな選手として挙げたのが、DeNAの今永昇太投手(29)だ。今永は昨季21試合に出場して11勝をマーク。昨季チームをけん引したエースは、3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出された。

   高木氏は今永がFA権を取得した場合チームに残留すると予想し、その理由を次のように説明した。

   「今永はDeNAで優勝したい。俺がエースで優勝させるという風に多分思っている。賢い子だし、そんなに簡単に身を売らない」とし、「たぶん愛情深い子だしDeNAを離れない」と予想した。

   同じく争奪戦が予想される選手としてDeNAの石田健大投手(29)の名を挙げ、FA移籍の可能性に言及した。石田は昨季15試合に登板して7勝4敗、防御率2.95だった。

「この選手は出ていくような気がする。なぜかと言うと今永とか浜口(遥大)とか東(克樹)もいるし左(投手)ばっかり。そこでの競争に今のところ勝てない。今年は分からないが。『俺をもっと評価してくれるところに行って勝負したい』『よし、今永と勝負してやろうじゃないか』と思うかも分からない。可能性として無くはない」

「実力よりもちょっと年俸が安いような気がする」

   さらに「同じ型の選手がいて、こっちの方が優遇されているとか。(石田も)優遇してもらっているとは思うけどもこいつの方が重宝されているとなると面白くないよね。他に行って同じポジションで勝負してやろうじゃないかと思うのが勝負師かなと思う」と続けた。

   パ・リーグからは日本ハムの加藤貴之投手(30)に注目した。加藤は昨季22試合に登板して8勝7敗、防御率2.01を記録。シーズンを通して与えた四球はわずか11個だった。今季の開幕投手に内定している。

   高木氏は「1シーズン投げてフォアボールを11個しか出さなかった。本当に計算が立つピッチャー」と高く評価し、「今年の成績いかんだと思うけども出ていくような気がするな」と予想し理由を説明した。

「どのくらいの引き留めの金額を出してくるか分からないけども。色々使われていたよ。ショートイニングだとかなんとかって。自分の実力よりもちょっと年俸が安いような気がするんだよね。こんなに良い選手でこんな貴重な選手なのにって。それを本人で考えて感じているのであれば評価されるところに出ていくと思うよ」

   この他にはヤクルトの田口麗斗投手(27)、オリックス山崎福也投手(30)、若月健矢捕手(27)、西武・山川穂高内野手(31)らの名を挙げ「今年は昨年よりも金が動くぞ」との見解を示した。

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