韓国サッカー「監督激怒」騒動が泥沼化 移籍の天野純主張にクラブ猛反論「年俸と条件面で合意」

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「天野は私が会った日本人のなかで最悪」

   地元メディアが1月11日に報じた記事によると、洪監督は天野が全北現代に移籍した経緯に納得がいかず「天野は私に嘘をついて全北現代に行った」とし、「天野は私が会った日本人のなかで最悪。我々の選手とクラブを尊重しなかった」と強い口調で批判したという。

   さらに「プロはお金によって動くこともあるが、(天野は)私に『(お金は)構わないから残留する』と話した」と主張し、「最初から素直に話していればチームに貢献してくれただけにいつでも送り出すことができた。お金のためにこのようなやり方でチームを離れてしまうのは違うと思う」と強調した。

   洪監督から批判を受けた天野は1月12日のチーム練習後に地元メディアの取材に応じ移籍の経緯を説明した。

   地元通信社「聯合ニュース」(WEB版)によると、天野は「洪監督は私が嘘つきで、お金を選んで移籍をしたと言ったが全く事実と違う」と反論。昨夏から蔚山現代に残りたいとクラブに伝えていたが、11月中旬まで正式なオファーがなくクラブが契約をするつもりがないと受け止めたという。

   今回の騒動は互いの主張が異なり平行線をたどる。2月25日にはリーグ開幕を控えており開幕戦で蔚山現代と全北現代が激突する。長年のライバル関係にある因縁対決を地元メディアは「天野ダービー」と称し勝負の行方に注目している。

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