元オリックスの53歳・韓国出身投手、豪州で現役復帰 「130キロは出る」「後輩助けたい」地元報道

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「できるだけ多くのイニングを投げたい」

   同メディアによると、球団は1月16日に「初代監督を務めたク・デソンが正式にチームに合流した。コーチ陣ではなく選手として活躍する」と発表し、「19日から始まるアデレードと最後のシリーズに登板する。若い選手を教えながら着実に訓練をしてきたので良い姿を期待するに値する」と期待を寄せた。

   スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、シドニー五輪3位決定戦で日本に投げ勝ったク・デソンが再びマウンドに上がると伝えた。ク投手は00年シドニー五輪3位決定戦で日本のエース松坂大輔投手と投げ合い3-1で勝利。韓国代表の銅メダル獲得に大きく貢献した。

   現役復帰にあたりク投手は「監督と球団が快く許してくれて再びジーロング・コリアのユニフォームを着ることができるようになった」と感謝を表し、「130キロ程度は投げられるようにずっと体を作った。一緒にプレーすることになる後輩選手たちを少しでも助けたい。チームに貢献できるようできるだけ多くのイニングを投げたい」と意気込みを語った。

   同メディアによると、現在ABLの最高齢選手は阪神タイガース、韓国リーグなどでプレーした経験を持つ45歳のクリス・オクスプリング投手で、ク投手が公式戦のマウンドに上がればリーグ最年長になるという。

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