国内プロゲーミングチーム「DETONATOR」が2023年1月13日、「VALORANT ACADEMY」部門に所属する所属プロゲーマー・Hayappe選手の除名処分を発表した。理由は差別発言によるコンプライアンス違反だとしている。
「絶対に許されるべきではない」
Hayappe選手はシューティングゲーム「VALORANT」アカデミー部門のプレーヤーとして、DETONATORに2022年12月に加入したばかり。同チームはhayappe選手について「このたび差別発言という重大なコンプライアンス違反が発覚した為、2023年1月13日を持ちまして、DETONATOR VALORANT ACADEMYより除名と致します」と発表し、同日開催の「VALORANT Challengers Japan 2023」にも参加しないとした。
差別発言などには今後も厳しく対応するとしている。
「DETONATORでは、ゲームを通じて人に成長してもらいたいと考えています。そのため差別発言などで、他のプレイヤーを傷つける行動は絶対に許されるべきではないと考えており今後も同様に対応して参ります」
同チームは具体的な発言内容を明らかにしていないが、Hayappe選手をめぐっては台湾のプロゲーマー・Keynes選手がチャット欄のスクリーンショットを公開していた。Keynes選手はゲーム内のトラブルに際してHayappe選手から「キムチうるさい」とのチャットを受けたとし、「DTN選手は差別的な発言をしても許されるのか? ところで、私は韓国人ではありません」(編集部訳)と問題提起していた。
Hayappe選手は差別発言の内容に関してツイートしていないものの、「キムチ」に言及しながらエールを送るリプライに「ありがとうございます 頑張ります!」と返信している。除名となったチームの試合ツイートに「応援してます」と引用リツイートでエールを送ったほか、惜しむ声を寄せるリプライに「出れないのは悲しいけど、大事なことを学べた気がします、! これから取り返せるように頑張ります!」と反応している。
Are DTN players allowed to use racist remarks? @DeToNator_GG @hayappe_vlrt
— LFT ??????????????|楚冰 (@KeynesICE) January 12, 2023
BTW i'm not Korean :) pic.twitter.com/jhpcIIlpU3