「井上尚弥に最初の黒星を付ける」 32歳無敗の元暫定王者が宣戦布告「レジェンドになる準備できている」

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マネジャー「これは非常に実現可能な戦いだ」

   アリームのマネジャーを務めるグレッグ・ハンリー氏は「アリームはレジェンドになる準備ができている。そのためにはレジェンドを倒す必要がある。私たちは(井上陣営と)話し合う準備ができている。これは非常に実現可能な戦いだ。ファンが見たい試合を与えよう」と対戦実現へ前のめりの姿勢を見せた。

   同メディアは、アリームはスーパーバンタム級で最高の選手のひとりだが、22年はビッグマッチに恵まれず彼をイラつかせたと解説した。昨年アリームがリングに上がったのは9月に行ったWBO北米タイトル戦(判定勝利)だけだった。

   現在スーパーバンタム級には2人の世界王者が君臨している。WBC・WBO同級王者スティーブン・フルトン(米国、28)とWBA・IBF同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、28)だ。

   海外メディアの報道によると、フルトンは2月25日に米ミネソタ州ミネアポリスでWBC世界フェザー級暫定王座決定戦に出場する見通しで、WBC同級正規王者レイ・バルガス(メキシコ、32)の動向を含め暫定王座決定戦の結果次第ではWBC・WBOの2つの王座を返上する可能性もある。

   一方のアフマダリエフは、IBF同級1位マーロン・タパレス(フィリピン、30)と指名試合を行うことで合意しており今春にも開催される。

   バンタム級4団体の王座を返上した井上は、これまでの実績が評価されスーパーバンタム級で各団体の世界ランキング上位にランクされる可能性が高く、バンタム級のスーパー王者に認定されたWBOでは1位にランクされる見通しだ。フルトンが王座を返上した場合、王座決定戦出場の権利を獲得する可能性が高い。

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