「日本語字幕」がない映画は観られない
映画の字幕に関するこんなエピソードも話題になりました。
ろう者だという女性は、2022年公開のブラッド・ピット主演の米映画『ブレット・トレイン』を鑑賞する際、字幕版を選びました。ところが、俳優の真田広之さんが出演するシーンには日本語字幕がなかったのです。
『ブレット・トレイン』の日本語部分に字幕が無くて困った...聴覚障碍者の訴えに反響「聞こえるけど聞き取りにくかった」の声も - Togetter
「真田広之さんが日本語で話しているところが空白で、何を言っているかわからない...」と伝えたツイートは2万件以上のいいねを獲得しました。
ツイートが投稿された同日、映画の公式アカウントから「劇中の日本語の台詞にも字幕を入れて上映」すると発表があったことも話題になりました。
さらにもうひとつ、日本語字幕に関するエピソードがあります。
耳に障害がある友人がいるというTwitterユーザーは、その友人がNetflixに入会したとたん、アニメをむさぼるように観るようになったと投稿しました。Netflixではアニメにも日本語字幕が付けられていることが大きな理由だそうです。
耳に障害のある友人が、Netflixに入った途端アニメを貪るように観るようになった理由に納得「各配信サービスが前向きに取り組むといいな」 - Togetter
映像作品に日本語字幕がつくことについて、Twitterユーザーからは「健聴者であっても聞き取りにくいことがあるから字幕が欲しい」という声もありました。実際、邦画にも日本語字幕をつけて上映する映画館も存在します。
Twitterでの当事者の発信が、多くの人に気づきを与えている点は見逃せません。あらゆる立場からの情報発信が、よりよい社会を作るヒントにつながっていることが実感できますね。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。
今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。