手足3本失った僕が富士山に登るには? 盲点だった義手の存在...生まれた「頼もしいパートナー」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

ゲームのように少しずつレベルアップ

   そもそもストック義手はまだ短時間しか使っていません。義足もたくさん履くことでどうやって膝が曲がるかといった感覚が分かり、信頼できるようになっていったのと同じで、この義手もたくさん使って性能を体で理解していきたいです。富士山は一発勝負。いろんなリスクを把握して準備していきたいです。

   金冠山の山頂では、達成感はあったけど、体力的にはまだまだ登れそうでした。「早く次に進みたい。レベルアップしたい」という気持ちでした。登り切った直後は疲労感も思ったほどなくて、次へのワクワク感が強かったです。

   ゲームのように少しずつレベルアップしている感覚があります。富士山を登るためにどんな準備が必要か、どんな不安があるか、どうすればクリアできるか。色々と考えて実行していくと、ゲーム感覚で楽しみながら積み上げられているように思います。

(構成:J-CASTニュース編集部 青木正典)

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