王座返上ならば井上とのビッグマッチ逃すも...
米国のボクシング専門メディア「BOXING NEWS 24」(WEB版)は1月11日、フルトンが2月にフィゲロアとWBC世界フェザー級暫定王座決定戦を行うことを伝え、今後のスーパーバンタム級戦線の展望に言及した。
同メディアは、フルトンがフェザー級王座を獲得してスーパーバンタム級王座を返上した場合、魅力的なファイトマネーが見込める井上とのビッグマッチを逃すことになると解説した。
一方でフルトンがスーパーバンタム級王座を返上することで敗北の可能性を回避することができると指摘。もしスーパーバンタム級に留まり井上と対戦した場合、KOアーティストの「モンスター」にKO負けする可能性が非常に高いからだとした。フルトンはここまで21戦全勝(8KO)の戦績を誇る。
井上は22年12月にWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国、34)と対戦し、11回KO勝利を収め悲願の世界4団体統一を達成。今後は階級を上げスーパーバンタム級で世界を目指すことを公言している。