朝日新聞社はジャーナリズム専門誌「Journalism」を、2023年3月10日発売の3月号をもって休刊する。23年1月10日発売の同誌1月号を通じて発表した。
数多くのジャーナリストや研究者が執筆
『Journalism』は08年10月創刊のジャーナリズム専門誌だ。メディア関連の様々な問題をテーマとして扱い、数多くのジャーナリストや研究者が執筆してきた。
朝日新聞社は、23年1月10日発売の同誌1月号の中で、「デジタル時代を迎え、『Journalism』はこのたび、3月号(3月10日発行)をもって休刊することにいたしました」と発表した。
同社は「メディアが直面する様々な問題を考察するジャーナリズム専門誌として、メディア関係者やジャーナリスト志望の学生の皆様にご愛読いただいてきました」と振り返った。休刊後は、朝日新聞デジタルや朝日新聞本紙で「ジャーナリズムをめぐる記事や論考を発信していく予定」だという。また「今後は、若い世代をはじめ幅広い読者の皆様が目にしやすいかたちでの発信を目指していきます」とし、「改めてご案内を申し上げます」としている。