フジテレビの2023年1月期の新番組「ぽかぽか」が9日に放送を開始した。番組には、冒頭からオリジナルキャラクター「まんぷく昼太郎」の着ぐるみが出演していたが、それに対し、キャラのクセが強いとする声が視聴者から相次いでいる。
「大クセで可愛い」の声も
同キャラクターをデザインしたのはアーティストの青山哲士さん。公式ツイッターによると、昼太郎は5兄妹という設定だが、初日の9日と翌10日には昼太郎の着ぐるみのみが出演していた。
昼太郎の特徴は、眠そうな目つきににやけた口元のピンクのクマであるという点、さらに、眼鏡姿でカイゼルヒゲを生やしており、豊満な腹に出べそがあるといった点が挙げられる。これらの特徴を目にした視聴者からは、
「なかなかクセが強くてちょっと怖い」
「キャラクター狙いすぎじゃない? キモい...」
「ぽかぽかという昼の新しく始まった番組のキャラクター可愛くなくて変なおじさんみたいでなんでこんなのにしたんやろ」
といった声が上がる事態に。
その一方で、「昨日から思ってたけどクマのキャラクター可愛い」「新しいお昼番組のぽかぽかのキャラクターが大クセで可愛い」といった声も上がっており、賛否が入り乱れている様子だ。
J-CASTニュース編集部は、昼太郎のデザインの狙いについて、フジテレビの広報部に聞いた。
「寝転がりながら気楽に見られる番組を、という思いが込められています」
まず、兄妹キャラクターも含め、昼太郎がなぜこうしたデザインになったかについての質問に対しては、番組の総合演出を担当する鈴木善貴氏から、
「当初、番組タイトル案の一つでもあった"まんぷく昼太郎"という言葉から、まず昼太郎のキャラクターを思いつきました。お昼休み、ご飯を食べながら("ながら見"大歓迎)、あるいはお腹いっぱいの状態で、寝転がりながら気楽に見られる番組を、という思いが込められています。このコンセプトを、アーティストの青山哲士さんにお伝えして、具体的なデザインを考えていただき、このキャラクターに息を吹き込んでくださいました」
とのコメントがあった。
また、今後の放送で昼太郎以外の兄妹の着ぐるみが出演する予定はあるかについては、広報部の担当者が、
「現段階では、昼太郎以外のキャラクターの着ぐるみが登場する予定はございません」
と回答した。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)