プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(64)が2023年1月9日にユーチューブチャンネルを更新し、中日の今季開幕オーダーを独自に予想した。
「柳が投手の中心になって引っ張っていってほしい」
立浪和義監督(53)就任1年目の昨季は66勝75敗2分けでリーグ最下位に沈んだ。チームの立て直しに向けて昨オフは、阿部寿樹内野手(33)、京田陽太内野手(28)らの交換トレードを成立させ、無償トレードでロッテから加藤匠馬捕手(30)を獲得。積極的に戦力補強を行ってきた
高木氏が予想した開幕オーダーは、1番センター岡林勇希(20)、2番レフト大島洋平(37)、3番ライト・アキーノ(28)、4番ファースト・ビシエド(33)、5番セカンド高橋周平(28)、6番サード石川昂弥(21)、7番キャッチャー木下拓哉(31)、8番ショート土田龍空(20)だ。
開幕投手には柳裕也投手(28)の名を挙げた。プロ6年目となる昨季は24試合に先発して9勝11敗、防御率3.64の数字を残した。今季も先発ローテーションの一角として大きな期待がかかる。
高木氏は「彼(柳)はしゃべりのセンスもあるし非常にリーダーシップがある」と人柄を高く評価し、「そういう意味では柳が投手の中心になって引っ張っていってほしい。あれだけ打てなくても我慢して、調子が悪いけど我慢強く投げて。そういう見本になれる選手」と開幕投手に選出した理由を説明した。
新外国人アキーノは「守備は雑な面もあるが肩は抜群」
1番打者に「抜擢」した岡林については「去年頑張った。ひとりで頑張った。足が速くてしつこいバッター。昨年はフロックだったと言わせるなよと。またそれをプレッシャーに感じるなと。自分の能力を信じて」とし、センターの守備に関しては「あのレーザービームだとセンターから刺す確率は高い」と評価した。
クリーンアップには新外国人のアキーノ、ビシエド、高橋を並べ得点力アップを期待した。昨季はリーグ2位のチーム防御率を記録するも得点、本塁打ともにリーグワーストで得点力不足が露呈し打力向上が大きな課題となった。
高木氏は「(アキーノは)守備は雑な面もあるが肩は抜群。走れるし期待している。あまりホームランという意識は持たなくていい。打てれば儲けものみたいな感じで。あの球場(バンテリンドーム)を本拠地にすると力むから」と分析。アキーノは大リーグ通算41本塁打を記録している。
4番としたビシエドについては「力がある選手だからやればできる。昨年は春先に状態が悪かったのがあるだろうけども今年は春先から勝負だから」とし、高橋に関しては「チームリーダーにならないといけない」と檄を飛ばした。
Think this classifies as 'punished'. ??@Aristide_Aquino pic.twitter.com/QH10tolZxB
— Cincinnati Reds (@Reds) June 15, 2021