「昔応援してくれてありがとう!」 横浜市成人式にプリキュア登場...なぜ実現?異色コラボの背景は

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新成人が「Yes!プリキュア5」とのコラボを希望

   横浜市は、2012年にプリキュアの映画の舞台になって以来、観光や子育て施策など様々なタイアップに取り組んできていた。

   横浜市教育委員会事務局の担当者は取材に対し、こうした縁や、プリキュアシリーズが20周年を迎えることを受けて、アニメを制作する東映アニメーションからコラボレーションの提案があったと明かした。

   シリーズの中から「Yes!プリキュア5」とのコラボを希望したのは、2002年度生まれの横浜市の新成人だったという。横浜市では、式典の主催者の一員として企画・運営を行う実行委員を新成人から募集している。そのメンバーから、幼稚園の頃に親しんだシリーズであるとして提案があったそうだ。

   式典には、対象者の57パーセントにあたる2万402人が来場したという。2年前からはライブ配信も行っている。しかし新型コロナウイルス感染症が拡大する前の参加率は7割ほどで、密となる時間を減らすために開催時間も短くなっている。

「ゲストの方からのお祝いも映像にとどまってしまいましたが、多くの新成人の方々に喜んでいただけて良かったです。安全、安心の式典で喜んでいただけることが第一です。人生の節目として大事なイベントですから、ご家族やお世話になった方々に感謝しながら、成人としての社会的責任を改めて自覚し、故郷への愛情も深めいていただけますと幸いです」

   プリキュアからの激励メッセージは1月12日から31日まで、インターネット上で公開される予定だ。詳細は横浜市の公式サイトで告知される。

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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