「すみません、間違っていたらごめんなさい。ぼったくってませんか」
宿まで送り届けてもらったトミーさんらは「あー良かった、もうこれで大丈夫だ」とひと安心したものの、請求された料金は5万ウォン。「これは絶対に高すぎないか? これは全員の後輩が思ってるから、僕は言わなきゃいけないと思って一応確認しました。『すみません、間違っていたらごめんなさい。ぼったくってませんか』と」と、運転手に確認を願い出たとした。
「日本円にして5000円です。10分乗って5000円、ちょっと高い気がするので、メーターを見せてください」
しかし、運転手の答えはNO。「メーターなんてない」とした運転手に、「メーターはないのか、韓国のタクシーには。なるほど、すみません、わかりました」としたトミーさんが、「じゃあレシートか領収書をせめて見せていただけないでしょうか。というか、(レシートか領収書を)くれないでしょうか」と食い下がると、運転手は「NOだ。レシートも領収書もNOだ」と断ってきたとした。
トミーさんは「韓国のタクシーはレシートも領収書もないのかもしれない」と自らを納得させ、「じゃあせめて、さっき僕らは両替したばっかで、現金が無くなっちゃうと困るから、できたらカードで払わせてくれ」と譲歩するも、「そんなことはできない」と断られたという。