立憲・泉氏、乃木神社参拝での「軍国主義」批判に猛反論 「レッテルを貼るべきではない」

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「かつての軍人などからも学ぶことは数多くある」

   東京や京都にある乃木神社で行われた戦没者慰霊祭への参列は「この20年の間に何回もあること」だとして、

「乃木神社が過去の軍国主義に戻ろうとしていることはまったくないと思う」

とも述べた。

   乃木希典については「軍人としては偉くはなったが、息子2人も前戦で戦死しているし、若い頃には失敗もしている」。当時うたわれた「忠義」のような考え方は「今の時代にはそぐわないかもしれない」とする一方で、次のように述べた。

「苦労というか、さまざまな悲哀を受けて人生を終えてきたということは、いろいろな学びにもなる。やはり、息子2人を戦死させたことの苦しみや悲しみ、だからこそ戦争は起こしてはならないという今の時代なりの教訓、いろいろなものがある。かつての軍人などからも学ぶことは数多くあるという目線で、歴史もよく見ていくべきだと思う」

   司会の反町理氏が、今回のツイートを機に立ち位置が明確になったことを指摘すると、泉氏は、自らを「愛国左派」だと表現し、

「戦争で亡くなられた方を弔うことは軍国主義ではないし、好戦的でもない。私は国を愛している『愛国』だが、平和主義者だしリベラルだし、そういう『愛国リベラル』『愛国左派』だって、いていい。『愛国民主』もいていい。私はだからと言って、このツイートを契機にして軍拡が進むなんていう話は絶対ありえない」

などと持論を展開した。ただ、臨時国会閉会後に安保関連3文書が閣議決定されたことを念頭に

「こういうことを不安に思う人が相当多くなっているのも事実」

とも述べた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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