一部の職員が同僚職員との写真を個人のインスタに投稿と認める
そして、奈良県総合医療センターは、1月6日夕近くになって、公式サイトのお知らせで、「職員個人がインスタグラムに掲載したことにつきまして」と題するお詫び文を松山武院長名で出した。
そこでは、「この度、当センターの一部の職員が、勤務中の同僚職員との写真を個人のインスタグラムに掲載したことにつきましては、患者さんはじめ県民の皆様にご不安やご心配をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます」と切り出したうえで、次のように説明した。
「当該職員は、撮影した写真1枚だけ受信者を特定の者のみだけに限定して発信しておりましたが、何者かによりパスワード及びIDが乗っ取られ、内容も他人の写真を追加するなど加工されており(当該職員は、画像にコメントを記載しておりませんし、一切の加工をおこなっておりませんでした)、事実とは異なった内容となっていました」
そのうえで、次のように締めくくっている。
「当センターは、救急医療をはじめコロナ感染対応も担っており、この年末年始の救急患者さんの受け入れは、12月28日から1月3日の期間、救急車は196件、救急車以外の救急も144件と多く、かつ、コロナに感染された患者の皆様の対応も含めて、職員一同が県民の皆様の医療ニーズに日夜対応しております。今後は、かかることのないように厳に注意し、皆様からの信頼回復に邁進いたします」
画像にあるテロップの内容がどこまで事実なのかなどについて、奈良県総合医療センターの経営企画室では6日夕、「個人情報の関係もありますので、公式サイトの内容以上のことはお答えできません」と答えるに留まった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)