42歳元王者リゴンドー、1年ぶり再起戦へ 海外メディア衝撃「本当に驚くべきこと」「称賛すべき」

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   ウォリアーズ・ボクシング・プロモーションが2023年1月4日、プロボクシングの元世界2階級制覇ギレルモ・リゴンドー(キューバ、42)が2月24日に米フロリダ州で再起戦を行うことを発表した。対戦相手は未定。

   リゴンドーは00年シドニー五輪、04年アテネ五輪にキューバ代表として出場し金メダルを獲得。10年11月にWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を制し暫定王座を獲得し、12年1月に正規王者リコ・ラモス(米国)との王座統一戦に勝利して正規王者となった。

  • リゴンドー選手(写真:AP/アフロ)
    リゴンドー選手(写真:AP/アフロ)
  • リゴンドー選手(写真:AP/アフロ)

事故の影響で視力が一時的に低下

   20年2月には1階級下のWBA世界バンタム級王座決定戦に出場し、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)を判定で破り世界2階級制覇を達成した。21年8月にWBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)と対戦し判定負けを喫した。再起を図った22年2月の試合では判定負けを喫して連敗。今回が1年ぶりの再起戦となる。

   米国の権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」(WEB版)は1月5日、不慮の事故に見舞われてから 1 年が経ちリゴンドーがリングに戻ってくると伝えた。

   同メディアによると、昨年2月の再起戦直後、リゴンドーは自宅で調理中に圧力鍋が爆発して顔面と目を火傷した。この事故の影響で視力が一時的に低下したものの徐々に回復したという。

   ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24/7」(WEB版)は、驚きを持ってリゴンドーの再起戦を伝えた。

   同メディアは、昨年2月の再起戦で敗れた時、多くのファンがリゴンドーのキャリアが終わるかもしれないと感じていたが、再びリングに戻ってくるとした。そして今でも戦おうとしていることは本当に驚くべきことで、ファンであろうとなかろうと称賛するべきことだと指摘した。

   リゴンドーの戦績は20勝(13KO)3敗1無効試合。

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