「中身をぎっしり詰めることで、よりコンセプトを際立たせました」
ツイッターでは、商品の総重量がほとんど変わらなかったとする声もあったが、広報担当者によれば全体の量は1割ほど減っているという。
「パンは個体差が出るのですが、設定上では量が1割ほど少なくなっています。1個あたり1割ほど大きくなりはしましたが、旧来のシリーズと同じ量ではありません」
あんの割合を高めたのは事実だとして、その理由については次のように説明する。
「薄皮シリーズは、『生地に対して中身がいっぱい入っている』ことをコンセプトにしています。中身をぎっしり詰めることで、よりコンセプトを際立たせました」
SNSではこうした変化に気づいたユーザーから、「薄皮あんぱんの餡子が大好きでこのパン好きだから餡子増えてるの嬉しい!!」「皮は薄くてもサービスは厚いな」といった声が広がっている。
広報担当者によれば、商品企画のリニューアルについてプレスリリースなどでは告知していなかったという。
「容量が減ることでお客様にご負担をおかけしてしまいました。お問い合わせがあった際には、口頭などで1個当たりの品質をアップさせていただくとお伝えさせていただいておりました」
SNSでの好意的な反響に対しては「ありがたく受け止めております。今後も、食品メーカーとして品質の向上に努めてまいります」とコメントした。
(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)