「人口減少に歯止めがかからないことが懸念される危機的状況」
人口減少には、長崎市も繰り返し危機感を表明している。例えば20年3月に策定(22年3月に一部改訂)した「第2期長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、現状を
「少子化の進行、さらには、子育て世代を中心とする若い世代の転出の拡大や転入の減少が継続することによって、10年~20年の長期的にみても、さらに少子化が進行し、人口減少に歯止めがかからないことが懸念される危機的状況」
などと説明。
「『進学』『就職』『結婚』『子育て』などのライフステージごとに、長崎市が若い世代に選ばれるまちである必要がある」
として、
「経済を強くし、新しいひとの流れをつくる」
「子どもをみんなで育てる 子育てしやすいまちをつくる」
「『まちの形』と『まちを支えるしくみ』をつくる」
といった目標を掲げている。