井上尚弥のSバンタム級ライバルは誰? 2人の全勝王者にネリ、亀田和毅も...金平桂一郎会長が展望する2023年

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「井上選手はフルトン選手の方が嫌だろうなと」

   いずれにせよ井上の当面の標的は世界王者であるアフマダリエフとフルトンの2人になる。金平会長は、井上がこの2人のいずれかと対戦するとしたらボクシングスタイル的にアフマダリエフの方がやりやすいのではないかとの見解を示した。

「井上選手はフルトン選手の方が嫌だろうなと考えています。フルトン選手はボクシングの引き出しが多く、対戦相手にとって『勝ちづらい選手』です。アフマダリエフ選手はパンチがあってフィジカルも強く勢いもあるが、アマチュアあがりということもありボクシングが真っ正直なところがある。前提としてはもちろん強いけれども、どちらかといえばアフマダリエフ選手の方がやりやすいと思います」

   さらに「フルトン選手はフェザー級での暫定王座決定戦の話も浮上していますし、スーパーバンタム級のウエイトが厳しい状況にあると思う。それほど体が大きいということです」とし、「もし開催場所がフルトン選手の地元アメリカでフルトン選手の体重調整が上手くいけば井上選手は少し厳しくなると思います」と続けた。

   金平会長は、世界主要団体のスーパーバンタム級上位にランクされ、自身のジムに所属する亀田和毅(31)とルイス・ネリ(メキシコ、28)が今後のスーパーバンタム級戦線に絡んでくると指摘した。

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