「韓国リーグ最高レベルの球威と制球力を」
「OSEN」によると、斗山ベアーズは昨季、先発ローテーションの柱として期待したアリエル・ミランダ投手(33)が故障のため1勝もできずにシーズン途中で退団し、その代わりとしてアルカンタラを獲得したと解説した。ミランダは19年まで2年間ソフトバンクでプレーし通算13勝をマーク。斗山ベアーズに移籍した21年シーズンは最優秀防御率、最多奪三振などのタイトルを獲得した。
同メディアは、韓国リーグで実績を作ったアルカンタラは日本に進出したものの「ジャパニーズドリーム」はならなかったと指摘。韓国リーグとは異なり日本では主に中継ぎとして登板し、2年間で7試合しか先発しなかったと解説した。
今回アルカンタラを迎え入れた斗山ベアーズは、アルカンタラの実力を高く評価している。記事によると球団は、アルカンタラは依然として先発を争う力を持っており、韓国リーグ最高レベルの球威と制球力を兼ね備えているとし、アルカンタラの投球技術と人間性に期待しているという。
3年ぶりの韓国球界復帰となるアルカンタラは球団を通じて「幸せに野球をしていた斗山ベアーズに戻ってくることができて嬉しい。オフ期間に徹底的に準備し、再び最高の位置に挑戦する」と意気込みを語ったという。