「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない」
野村氏は30日、「この度、立憲民主党を離党させていただくこととなりました。思いを文書にさせていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。これまで応援してくださった関係者の皆様、支援者の皆様に心から感謝いたします。このような結果になってしまい申し訳ありません」とツイートし、離党を発表した。
離党に至るまでの経緯について、文書を2枚添付し釈明している。「生まれ故郷の北海道旭川市の未来への提言を行えるよう努力してきたつもり」とした野村氏は、政治活動の中で自身に変化が起きたという。
「『怒り』という感情からは程遠い生活をしてきた私が、日本の構造的な問題や政治に対して心の底から怒りを感じ、この状況を変えたいと強く思いました。『怒り』は私の言動を過激なものにしてしまいました」
問題のツイートをした理由については、こう説明している。
「その結果、悪い冗談のツイートとは言え、私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない発信をしてしまい、大変多くのご批判をいただきました」
野村氏は「党や支援してくださった方々にこれ以上の迷惑はかけられません」として自身から離党を申し出て、了承を得たとした。
野村氏の謝罪と離党発表については「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの......」といった表現をめぐり、「謝罪した後で、この言いよう。あくまで自分は正しい言い草。反省? 謝罪? 中身を伴っていませんが」「この期に及んでもまだ自分が悪いとは思わないんだな」「侮辱したこと自体は謝罪してないのか」などと疑問の声が相次いでいる。