「放送事故やんw」「スタジオ凍り付いた」 ネットを騒然とさせた今年の「テレビ珍場面」7選

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「1発レッドなのよ」ツッコミ相次いだW杯中継の同時通訳

   最後に、地上波テレビではなく「インターネットテレビ」ABEMAで起こった出来事を紹介する。ABEMAは11月~12月に行われたサッカーワールドカップカタール大会を全試合無料で生放送。そうした中、12月14日に行われた準決勝アルゼンチン対クロアチア戦で、事態は起こった。

   試合後、勝利したアルゼンチンの選手へのインタビューが放送されたが、ゴールを決めたFWフリアン・アルバレス選手のコメント時に、スペイン語と日本語の同時通訳者が「(家族や友人については)みんな本当に○○(編注:放送禁止用語、以下同)みたいに喜んでいると思いますよ」と発言。ABEMAのスタジオでは三谷紬アナウンサーが驚いた様子で「一部不適切な表現がありました。失礼いたしました」と謝罪した。

   しかし、続いて放送されたFWリオネル・メッシ選手へのインタビューでも、同時通訳は最初の質問内容を「どうですか? この○○のような皆さんの喜びは?」と同じ放送禁止用語を使って伝えた。これには、スタジオの霜降り明星・せいやさんも、ワイプ越しに困惑の表情を浮かべるしかなかった。

   配信がスタジオに戻り、メッシ選手のインタビューについて聞かれたせいやさんは、「ちょっと本当に、ちょっと不適切な(発言があって)。心配で話聞いてなかったです。手汗がちょっと」と焦った様子で語った。三谷アナウンサーも「私もものすごい、手汗が出てしまいました」とし、2人揃って「失礼いたしました」と頭を下げた。

   立て続けの「放送禁止用語」に、SNS上では「インタビューの翻訳してる人、放送事故やん」「通訳やってて○○はあかんな」「それなりにベテランの通訳だろうに○○は1発レッドなのよ」とツッコミが相次いだ。

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