「車掌に異変」で30分超停車、原因は「抗アレルギー剤過剰服用」 救急搬送先で判明...京成電鉄説明

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「車掌が服用したことについては、問題ないと考えています」

   それでは、車掌は、なぜ抗アレルギー剤を過剰に服用したのだろうか。

   この点について、京成電鉄の広報担当者は12月28日、「本人の証言で用法・用量を守らなかったことまで分かっていますが、なぜ守らなかったかについては確認しているところです」と答えるに留まった。どれぐらいの量をいつ服用したのかなどについても、まだ確認しているところだという。

   京成電鉄によると、車掌は運転関係の業務に従事しているため、乗務に問題のない薬の服用は認めたうえで、医師に言われた用法・用量を守るよう指示している。抗アレルギー剤については、本人がアレルギーを持っていることから、かかりつけ医に処方されたという。車掌は、自らが電車の乗務員であることをこの医師に申告したうえで処方されていたとした。

「飲んでもいい薬になっており、車掌が服用したことについては、問題ないと考えています。乗務の何時間前までに服用といった制限もありません。朝と晩に決まった量を飲むことになっており、服用状況について、詳細が分かり次第、車掌を処分するかなどについて決めたいと考えています」

   車掌は、トラブル後に救急搬送され、千葉市内の病院に入院していたが、すでに退院したと明かした。現在は、電車に乗務していないといい、今後については未定だとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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