舞いあがれ!脚本家交代は失敗だったのか メイン担当復帰で視聴者歓喜...「反省会タグ」も大幅減

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反省会タグは減少傾向に

   「舞いあがれ反省会」というハッシュタグを用いた投稿の数にも変化があった。ドラマ名を冠した「反省会」タグは、ドラマへの疑問や批判などに言及する際に用いられる傾向がある。

   今作に関する「反省会」投稿は、第7週までは1日100件以下だったが、第8週の初日である11月21日には1400件を超える投稿があった。翌22日には1900件を超える。第9週には500件程度に落ち着いたものの、その後は2週にわたって1000件を超える日があった。

   メインライターの桑原さんが脚本に復帰した第12週は、再び一日あたり500件ほどに落ち着いた。初日の12月19日には、「航空学校編の真逆」「一つのドラマを三人の脚本家では色が違って話がつながらない!」などと再びの脚本家の変更に戸惑う声が多かったが、反省会タグを用いた投稿は日に日に減っていく。

   年内最後の放送となった第13週では文字通り「向かい風」吹きつける厳しい状況が描かれているが、反省会タグを用いた投稿は、26・27日はそれぞれ約300件、28日は178件(同日16時点)にとどまった。

   この週は舞が倒れた父を見舞いに東大阪へ帰り、実家の工場を手伝い始める。しかし経営不振が続いたため、工場ではパートの3人のリストラに踏み切った。去る3人は舞に仕事の難しさや矜持を伝え、工場を後にした。こうした工場の苦境を、舞から兄・悠人(横山裕さん)も知ることになる。

   ツイッターでは、主要登場人物ではないのにも関わらずパートの3人の姿が印象的だったとする声が広がり、27日朝には一時「パートのおばちゃん」がトレンド入りを果たす。

「パートのおばちゃんにもものづくりの一員としての誇りとプライドがある。そこをちゃんと掬い上げてくれる脚本が好きだなぁ」
「ほんと何度も言いたくなるんだけど、わざわざ大きな事件を起こさなくても小さな日常の積み重ねだけでここまで人間やその関係を重厚に描けてしまう脚本力に毎日感服しています」

   情報番組「あさイチ」(NHK総合)でも同日、出演する博多大吉さんが思わず「工場のパートのおばちゃんたち、予告編だけ見ると意地悪でしたが、ほんとにいい人たちで。これが今年最後の朝ドラ受けとは切ない...」とコメントした。

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