「肩だけは一流中の一流」
高木氏は「バッティングの方はロッテではあまり出番をもらえなかったのでバッティングの評価はあまりないが、肩だけは一流中の一流」と強肩を高く評価し、「内部もよく知っているだろうしメンバーもそんなに変わっていないのでリードの面ではそんなに負担にならないと思う。中日とすれば第2の捕手を探していたという中で良い補強ができた」と語った。
今オフ中日は阿部寿樹内野手(33)、京田陽太内野手(28)らの交換トレードを成立させ、来季に向けて積極的に戦力補強を行ってきた。高木氏は「それにしても立浪監督はよく動いたよね、このオフは」と率直に述べ、中日の今後のトレードの可能性について次のように語った。
「もうこれで落ち着いたんじゃないかな。年内にしっかりとした形を作っておいて新年を迎えたいという。慌ててはなかったとは思うが、年内決着で補強は終わって新年を迎えてキャンプに向かうという。そういうことからするとすごくチームが形作られて落ち着いた」
立浪和義監督(53)就任1年目の今季はリーグ最下位となり2年連続Bクラスに終わった。2年目の来季はチームを立て直して巻き返しを図る。