YouTuberのシバターさんが2022年12月26日に公開した動画で、YouTuberのヒカキンさんが動画の企画として、ホームレスへの炊き出しを行ったことについて苦言を呈した。
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ヒカキン（編集部撮影）
「勝手にやりゃいいじゃん。動画まわすなよ」
ヒカキンさんは、「ホームレスが大富豪になるまで。」と題したチャンネルの出演者・ナムさんと協力して松坂牛や魚沼産コシヒカリといった高級食材を用意して大量のカレーを作り、路上生活者たちへ振る舞う模様を収めた動画を21日に公開している。
「クリスマス！☆悪口スペシャル☆いつもより多めに悪口言ってみました！」などと題して公開した26日のYouTube動画でシバターさんは、「ヒカキンの最近の動画がキモ過ぎるなと思うんですよね」と言い、ホームレスに炊き出しをした動画について取り上げた。
動画の内容に触れた上で、「それってエンタメなの？面白いことなの？その映像を視聴者に届けて、視聴者が『わー！ヒカキンって面白い！』って思うと、ヒカキンは思ってるの？それがきしょい」と斬り捨て、「勝手にやりゃいいじゃん。動画まわすなよ」と説いた。
「やらない善よりやる偽善」という意見にも反論
さらに「ヒカキンがなんでああいった活動をやっているかと言ったら、動画のネタになるからじゃん」との持論を展開するシバターさん。「やらない善よりやる偽善」という意見に一定の理解を示しつつも、「YouTubeの撮影をしなかったら、ヒカキンはそれをやったのかっていう話」「ホームレスがかわいそうで美味しいカレーを食べさせてあげたいんだったら、その気持ちが一番先にあるんだったら、カメラ回さずにやれや。いかなる時もカメラを回して、いかなる時も動画にしてたら、メインの目的は動画じゃねぇかよ。っていうのが、気持ちわりいなと思うんだよね」と非難した。
このように批判を繰り返した一方で、シバターさんは「でも、ヒカキンは僕よりもYouTubeを頑張ってるし、僕よりも多くの人が楽しいと思うコンテンツを届けているので、僕よりヒカキンさんのほうがずっとずっと上等な人間です」と急に棒読み口調でヒカキンさんを持ち上げ、最後に「これを言っておくと、裁判になりにくいと思うから。一応言っておきますね」「ヒカキンさん、僕を訴えないでください」と伝えていた。