「M-1グランプリ2022」で優勝したお笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之さんが2022年12月27日、「M-1グランプリ アナザーストーリー」(ABCテレビ・テレビ朝日系)でカットされたという母親からの言葉をツイッターで明かした。
電話で優勝を報告した際、「さや香が優勝だと思った」と言われたという。
「親から電話で『さや香が優勝だと思った』って散々言われた」
最終決戦へは「さや香」「ロングコートダディ」「ウエストランド」の3組が進出。さや香は男女の友情をめぐるしゃべくりネタ、ロングコートダディはタイムスリップを題材としたコント風のネタ、ウエストランドは得意の「毒舌」を散りばめた風刺ネタを披露した。
最終投票では7人の審査員のうち6人がウエストランドに票を投じ、同コンビが優勝を果たした。その舞台裏を追ったドキュメンタリー「M-1グランプリ アナザーストーリー」が26日に放送された。
その内容について、井口さんは27日のツイッターで、
「親から電話で『さや香が優勝だと思った』って散々言われたところはカットか。親がアナザーストーリーで爪痕残そうとしてたんだけどな」
と明かした。
最終決戦のネタで、「(M-1は)アナザーストーリーがウザい」「泣きながらお母さんに電話するな」などとアナザーストーリーをイジっていたウエストランドだが、番組のラストでは井口さんが母親に電話をするシーンがあった。
「もしもし。いま大丈夫?」とした井口さんに、母は穏やかな調子で「はい、大丈夫ですよ」と応対。井口さんが「M-1、優勝したわ」と報告すると、母は「おめでとうございます。まぁ、おめでとうございましたね。忙しいやろうけど、身体、気をつけてくださいね」とした。
「それはカットしちゃダメだろ」
M-1優勝の報告から、井口さんが「どうせ近々(実家に)帰ると思うけど。仕事で津山に行くことあると思うけど......」とすると、母は「忙しいやろうけど、なかなか家の方には帰れんかもしれんけど」と息子を気遣った。
どこかぎこちなさの残る親子のやり取りに、電話を終えた井口さんは苦笑いを浮かべつつ、「泣く気はしないな、やっぱ」。そのうえで、「ちょっとぐらいは親孝行したい」と語っていた。
こうした電話の裏話を明かした井口さんの投稿には、次のような反応が寄せられ話題になっている。
「お母さんも毒舌で面白いっていうねw」
「アナザーストーリーのアナザーサイドを本人が教えてくれるの最高だなwww」
「だからあの苦笑いか」
「それはカットしちゃダメだろ」