井上尚弥が去る世界バンタム級4つのベルトは誰の手に? かつてのライバル虎視眈々、実弟・拓真もチャンス

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WBAは井上拓真にチャンスが

   WBAは井上の実弟・拓真(大橋、27)にチャンスが巡ってきそうだ。大橋ジムは12月15日付けで拓真が保持するWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王座を返上すると発表。バンタム級の世界戦に備えるためで、拓真はWBAバンタム級2位にランクされており、尚弥が王座を返上した場合、王座決定戦に出場することが決定的な状況にいる。

   WBOの最新世界ランキングの上位をみると、1位モロニー、2位ロドリゲス、3位アストロビオの順になっている。いずれも他団体での王座決定戦出場が予想され、井上が王座を返上した場合、4位以下の選手によって王座決定戦が行われる可能性が高い。井上に敗れた前王者のバトラーは6位にランクされている。

   井上の後釜を虎視眈々と狙うかつてのライバルたち。米国の権威ある専門誌「ザ・リング」のバンタム級最新ランキングでは王者・井上に次いでロドリゲスが1位にランクされ、2位にモロニー、3位にドネアが続き、変わらず高い評価を受けている。

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