JR東が怒りの警告文 撮り鉄の敷地侵入&脚立放置に「危険行為が頻発しております」...一体何が

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線路立ち入りの男性と同一人物かは分からないというが...

   線路に立ち入った男性は、カメラを持っていたかどうかは確認できていないという。その後、線路外に出たため、カシオペアは、安全を確認したうえで、20分後に運転を再開している。このトラブルで、上下線で4本が運休し、9本が最大20分遅れて、約1万3000人に影響が出た。

   再開後に、JR東日本の社員が中川橋梁のフェンスに被害がないか巡回して確認したところ、10時50分ごろになって、脚立1台が放置されているのを見つけたという。

   警告文で、脚立の持ち主に連絡するよう呼びかけたところ、12月24日10時ごろに、若い男性が脚立を引き取りに葛飾区内の金町保線技術センターを訪れた。脚立は、走行する列車の写真を撮るために持ち込んだとの説明だった。JRでは、脚立を線路脇に置くとしたら危険だと男性に注意し、男性は、ロック錠までかけたことを謝罪したという。

   カシオペア紀行は、電気機関車が客車12両をけん引している。それが鉄道ファンに人気があるようで、23日は、赤い機関車を先頭にしたその写真がツイッターでいくつも投稿されていた。

   脚立が放置されたフェンス下は、JRの敷地内で、立ち入ってはいけない場所だという。線路立ち入りの男性と同一人物かどうかについては、JRでは、分からないとした。脚立放置自体は、電車運行への影響がなく、事件性もないと判断して、警察には通報していないとしている。

   今後については、巡回を強化するほか、脚立などを線路脇に置くことは危険だと呼びかけると説明した。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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