4年間でFIFAランキング57位から25位へ
ベント監督は周囲の声にも動じず、その後も自身のサッカー哲学を貫きW杯アジア最終予選で代表は安定した力を発揮。7勝1敗2分けの圧倒的な成績で10大会連続のW杯出場を決めたとしている。
そしてW杯で韓国が12年ぶりにベスト16入りを果たし、FIFAランキングで25位となったのは、ぶれることなく代表を指揮したベント監督の成果であると指摘。ベント監督が就任した18年8月当時、韓国のFIFAランキングは57位で、この4年間でランキングを32も押し上げたと称賛した。
同メディアは、韓国のFIFAランキングの過去最高は98年の17位だが、この4年間で着実に上昇曲線を描いてきただけに「今後トップ10入りも十分に可能な挑戦だ」と締めくくった。
韓国サッカー協会(KFA)は12月13日にベント監督の退任を発表した。ベント監督の今後に関して韓国メディア「朝鮮日報」(WEB版)は「ベント氏は(地元)ポルトガルで当分の間充電してから今後について考えると思われる」と伝えた。