「イチロースタイル」で成功する可能性は十分
李はプロ入りしてから6年連続で打率3割をキープしており、昨季は打率.360をマークして初の首位打者に輝いた。一方で本塁打は少なく、今季は23本塁打を放ったものの過去5年の最高は20年の15本で6年通算59本塁打だ。
同メディアは李の本塁打の少なさを指摘しつつも、アジア人外野手のイチロー氏は本塁打が少なくても大リーグで成功できることを証明したとし、李が安打を量産する「イチロースタイル」で成功する可能性は十分にあると主張した。
記事ではイチロー氏との類似点にも言及している。
李は三振が少なく今季の三振はわずか32個。ここ4年間はシーズン50個以下をキープしている。これはイチロー氏と非常に似ており、イチロー氏も大リーグ進出前のオリックス時代の4年間(97年~00年)は三振が50個以下だったと指摘した。
そして、李は不足しているパワーを補完するよりもバットに当てる能力を「神の境地」まで引き上げれば、大リーグで「第2のイチロー」旋風を巻き起こすことが期待されると締めくくった。