韓国代表DF「日本が羨ましい」発言の背景とは 現地メディアが指摘した「スポーツ政策の脆弱さ」

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「日本と同じ成績を出したからといって...」

   そして日本の文部科学省は11年から5年単位のスポーツ基本計画を立てており、日本スポーツ振興センターは国家単位で選手を育成していると指摘。さらに世界的なレベルの選手を指導できるコーチを養成するために08年から日本オリンピック委員会(JOC)ナショナルコーチアカデミー事業を運営していると解説した。

   同メディアはこのような日本の取り組みを紹介し、自国のスポーツ政策の脆弱さを嘆いた。「日本は11年からスポーツ基本計画を立て国家戦略として推進してきたが、韓国は政権が代わるたびにスポーツ政策が変更されてきた」と悲観的な論調で指摘した。

   サッカー界では韓国代表MFファン・インボム(26)が、W杯期間中に韓国と日本の環境の相違を指摘し韓国サッカー界に苦言を呈している。

   韓国メディア「東亜日報」(WEB版)によると、ファンは決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れた直後、「日本と同じ成績を出したからといって(韓国が)日本と同じ環境にあるとは思わない」とコメントし、「日本やより良いチームのようにワールドカップで良い姿を着実に見せるには多くのことが変わらなければならない」と主張したという。

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