「恋愛映画は全部一緒」M-1ウエストランドの毒舌ネタ、恋愛映画の名監督が見解 「悪口だ、とかじゃない」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「そんなわけない笑、ってことしか言ってないのがベース」

   そうした中、今回のウエストランドのネタに反応したのが映画監督の今泉氏だ。同氏は三浦春馬さん主演の「アイネクライネナハトムジーク」(2019年)、稲垣吾郎さん主演の「窓辺にて」(2022)など恋愛映画を中心に手がけ、高い評価を得ている。吉本興業のお笑い学校・NSCに在籍したこともあり、「キングオブコント2021」のオープニング映像も手がけた。

   今泉氏は「ウエストランドのネタは、そんなわけない笑、ってことしか言ってないのがベースで、でもそういう部分もあるよね、って笑いだから、ディスられた、とか、悪口だ、とかじゃないと思うのよね」と漫才を分析する。

   また、井口さんがネタの中で主張した「恋愛映画は全部一緒」は、自身の無知を伝える「前フリ」だったとしつつ、それでも共感できる部分があるからこそ笑いが起きたと指摘する。

「恋愛映画が全部一緒だと思ってる人の言葉だよ。ちゃんと(この人は物を知らない人)って前フリしてるのよ。でも笑えるってのは、そういう部分もたしかにあるね、ってことでは。一本目は(恋愛映画全部一緒)。二本目はアイドルにあって俳優にない、だよ。この人はものを知らないってフリがきちんとできてる。その上でそういう部分もたしかにねって笑い。全部が全部じゃないから、悪口やディスにならない」

   今泉氏は20日昼までに一連の投稿を削除している。

1 2
姉妹サイト