「ボールは暴れるけど1イニングだったら...」
日本ハムが人的補償を選択した場合、投手を獲得すると予想した高木氏は日本ハムの新庄剛志監督(50)が好きそうな投手として杉山の名を挙げた。
杉山は18年ドラフト2位でソフトバンクに入団した。193センチの長身から投げ下ろすストレートは最速160キロを計測し力強い投球が大きな武器。昨季は中継ぎ、先発の両方をこなし、プロ4年目の今季は9試合に先発して1勝3敗、防御率6.80。制球が課題の投手だ。
高木氏は「(日本ハムの)伊藤大海(投手)があまり抑えを良しとしない。やっぱり先発で行きたいというようなことも言っているし。そうしたら杉山を取ったらピシャッとハマるよね。力がある。ボールは暴れるけど1イニングだったらほとんど抑えてくるんじゃないかな」と高く評価し、「先発でもいけるし抑えでもいける。力がある。杉山は面白いと思う」と熱く語った。
さらに「俺の中では(プロテクト)リストを書いていってこの選手をプロテクトするだろうなという風に考えて。そうしたら杉山になっちゃうね」とし、「ボールに力があるのは魅力だよ。(体が)デカいし角度あるし。素材的に言えば千賀クラスだから。あそこまでまとまりを見せるかどうかは別問題として。魅力ある」と可能性に期待した。