渋谷トイレ丸見え騒動、批判続出で「応急措置」 「常時不透明」に変更も...区議苦言「とても残念」

代々木の透明トイレ2箇所が「不透明」に

   12月15日夕、J-CASTニュース記者が「はるのおがわコミュニティパーク」を訪れると、普段は透明なはずのトイレの壁が不透明になっていた。トイレの壁には「故障中 常時曇りにしてありますが。トイレは使用できます 渋谷区公園課」(原文ママ)と張り紙がされていた。同様に「代々木深町小公園」の透明トイレにも張り紙がされ、壁は常時不透明になっていた。

   元アイドルで渋谷区議会議員の橋本ゆき氏は14日にツイッターを更新し、「昨夜、渋谷区の公衆トイレが故障していて、鍵を閉めても透けてしまうとの動画がYouTubeにあがり、多くの不安の声をいただいております。昨夜の時点で渋谷区の職員に連絡し、施錠の有無に関わらず常時完全に曇る設定にしています」と対応を報告した。

   一方で、「現在トイレを利用することはできますが、今後また不具合が起きたらと心配に思われますよね。そもそもデザイナーズトイレのプロジェクトは公衆トイレの暗い・怖い・汚いといった課題を解決し、安心して利用できるトイレをつくる目的で始まったものですが、そんな中でこんなことになりとても残念です」と今回の事態に苦言を呈し、「今後は安心をしっかりと確保できる対応・対策をどのようにとっていくのか、しっかりと協議していきたい」と伝えた。

   J-CASTニュースは渋谷区公園課に、透明トイレをめぐる今後の対応などについて、取材を申し入れているが、15日20時までに回答はない。

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