「デザインがあまりに理想的なものであったため...」
今後の対応については、「当該商品は直ちに販売を停止するとともに、既存商品はすべて回収して廃棄し、ウェブサイト上の掲載についても即時掲載中止、SNS上の投稿も削除対応をおこなっております」としている。
経緯については、以下のように説明した。企画担当者と役員などが参加する新商品の企画会議の際、企画担当者が持ち寄ったイメージ写真の中に、模倣されたフラワーケーキの画像があった。
「フラワーケーキのデザインがあまりに理想的なものであったため、企画担当者も『このような仕上がりを目指したい』との考えでデザインを検討しておりましたが、結果的にデザインをほぼ模倣するような形となってしまいました」
8日に本人から連絡があり、翌9日に同社の営業部取締役部長が電話で謝罪。その後の調査で模倣の事実が確認されたことを受け、13日に再び女性に対し文書でお詫びをしたとした。直接会って謝罪する意向もあるという。
謝罪文では、「商品開発にまつわる社内体制、およびコンプライアンス体制についても、外部専門家の指導を受け、取締役含め全社員再教育を徹底し、より一層管理体制を強固なものとし、再発防止に努めていく所存でございます」としている。