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TBS「君の花になる」にキンプリファン悲鳴 作中アイドルの苦悩と現実が「重なってしんどい」

   2022年12月13日に放送されたドラマ「君の花になる」(TBS系)の内容が、「King & Prince」ファンの注目を集めている。

   男性アイドルグループのメンバーらが去就をめぐって苦悩する展開をめぐり、「だめだ。君の花になるのドラマがすごいキンプリと重なって見えてしまった...」といった声がツイッターに上がったのだ。

  • 本田翼さん(2017年撮影)
    本田翼さん(2017年撮影)
  • 本田翼さん(2017年撮影)

最終回目前で揺れる「8LOOM」

   「King & Prince」をめぐっては11月4日に、メンバーの平野紫耀さん(25)と神宮寺勇太さん(25)が23年5月22日付で、また、岸優太さん(27)が同年秋で脱退することがジャニーズ事務所から発表された。声明でその理由は「海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました」などと明かされている。

   一方の「君の花になる」では、最終回を翌週に控えた第9回で、主人公・仲町あす花(本田翼さん=30)が寮母を務める男性アイドルグループ「8LOOM」の各々が、メンバーの佐神弾(高橋文哉さん=21)が起こしたスキャンダルに端を発する混乱の中で苦悩する様子が描かれた。

   第8回で、寮母のあす花と親しげに接している瞬間を切り取られてスクープされてしまった弾。第9回の序盤ではスキャンダル報道が過熱する中、あす花への思いを曲げずに謝罪メッセージの発表を拒否した弾に対し、所属事務所からは休養の指示が出た。

   また、騒ぎが広がる中で、あす花は寮母を退職。残されたメンバー6人はスキャンダルのダメージを払拭すべく懸命に活動を継続したことで、発覚後3か月でグループの勢いは以前のレベルに戻りつつあった。

「解散じゃないけど King & Princeと重ねてしまった」

   あす花への思いを捨てないがゆえにグループへの復帰がかなわずにいる中、弾はあす花からのメッセージが録音されたICレコードがメンバーの成瀬大二郎(宮世琉弥さん=18)に預けられていることを知り、それを入手した上で、あす花の再就職先に到着。対面はかなわなかったものの、新天地で活躍していることを知って寮に戻ると、そこでは成瀬ら6人が会議を開いていた。

   そこでは、メンバーたちがこの3カ月で自分たちの心境に起きた変化を憚りなく語っており、それらの方向性はそれぞれ違うものの、いずれも、今のグループに所属していては成し得ない夢が語られていた。

   その現場に戻ってきてしまった弾の口から出たのは、「俺たち、解散しよう」という言葉だった。

   これらのシーンを見た「King & Prince」のファンからは、

「君の花になるめちゃめちゃキンプリに重なってしんどい」
「君の花になる、8LOOMの置かれている状況がKing & Princeと同じように思えて、キンプリに重ねながら見てしまってまた涙止まらなくなった」
「解散じゃないけど King & Princeと重ねてしまった キンプリもバイバイするの嫌だけど...」

といった言葉がツイッターに相次いだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)