サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)アルゼンチン対クロアチアの準決勝が2022年12月14日に行われ、ABEMAの生配信で、試合後のインタビュー中に同時通訳が放送禁止用語を使う場面が流れ、インターネット上を騒然とさせた。
「一部不適切な表現がありました」
試合は序盤拮抗しながらもクロアチア代表がボール保持率を高く保っていたが、次第にアルゼンチン代表が勢いを増す。前半34分、FWフリアン・アルバレス選手が獲得したPKをFWリオネル・メッシ選手が決めて先制すると、同39分にはアルバレス選手が自陣からドリブルで中央突破してそのままゴール。後半24分にも、ドリブルでペナルティエリアに侵入したメッシ選手の折り返しからアルバレス選手が追加点をあげ、3-0でアルゼンチンが勝利した。
アルバレス選手は試合後にインタビューを受け、配信では日本語同時通訳があった。自身にとっての今大会初ゴールを振り返る中で、同時通訳がアルバレス選手の言葉を「(家族や友人については)みんな本当に○○(編注:放送禁止用語、以下同)みたいに喜んでいると思いますよ」と伝える場面があった。ABEMAのスタジオでは三谷紬アナウンサーが驚いた様子で「一部不適切な表現がありました。失礼いたしました」とした。
続くメッシ選手へのインタビューでも、同時通訳は最初の質問内容を「どうですか? この○○のような皆さんの喜びは?」と同じ放送禁止用語を使って伝えた。配信がスタジオに戻り、メッシ選手のインタビューについて聞かれた「霜降り明星」せいやさんは、「ちょっと本当に、ちょっと不適切な(発言があって)。心配で話聞いてなかったです。手汗がちょっと」と焦った様子で語った。三谷アナウンサーも「私もものすごい、手汗が出てしまいました」とし、2人揃って「失礼いたしました」と頭を下げた。
こうした通訳内容にはツイッターで「インタビューの翻訳してる人、放送事故やん」「通訳やってて○○はあかんな」「それなりにベテランの通訳だろうに○○は1発レッドなのよ」「スタジオが謝罪する中、次のメッシの同時通訳でも○○連発通訳でメッシのインタビュー 全然頭入ってこなかったな」などと衝撃を与えることになった。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) December 14, 2022
悲願の初戴冠まであとひとつ
\
衝撃のサイド突破などメッシが1G1A
雪辱懸け2大会ぶりの決勝へ
??FIFAW杯カタール2022 準決勝
??アルゼンチン×クロアチア
??DAZNでハイライト配信中
??『FIFAワールドカップタイム デイリーレビュー』
??11/21(月)-12/19(月)毎朝8時#FIFAWorldCup #Qatar2022 pic.twitter.com/9sI3igwmbY