2022年12月12日放送の「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に、人気パンクロックバンド「Hi-STANDARD」のボーカル・ベースの難波章浩さんが出演した。
番組で紹介された難波さんの肩書は、「ひょんなことから新潟の老舗ラーメン店を継ぐことになった伝説のバンド・Hi-STANDARDの人」。地元・新潟のラーメン屋の味を継ぐことになったとして、その経緯を明かした。
愛した味が閉店へ...「やっぱ無理なんすよ。なくなっちゃうのが」
地元民から愛されるラーメン屋「楽久(らっきゅー)」は、煮干し出汁の超あっさりしょうゆ味が特徴で、女将さん1人で経営していた。小学生の頃から通い詰めていたという難波さんは、「Hi-STANDARD」としてブレークしたあと、女将さんから店を畳もうと思っていることを聞き、すぐに「継がせてください」と打診したという。
「やっぱ無理なんすよ。なくなっちゃうのが」と熱意を見せる難波さんだが、一方で女将さんからは「無理よ」との返答が。どうやら、女将さんはバンドで忙しい難波さんに「片手間では出来ないわよ」と気遣っていたようだ。
しかし、難波さんは店に行く度に女将さんを説得。「楽久」は19年の営業に幕を閉じ、難波さんにその味を託すことになった。
「こっからの人生、ラーメン屋さんでいい」
その後、満を持して物件探しやスタッフ集めをしたものの、なかなか順調にはいかず...。クラウドファンディングで募った資金の倍の費用がかかった上、味の再現にも苦戦した。数年の準備期間を経て、2022年9月に「なみ福」をオープンさせ、現在は「楽久」ファンをもうならせる店へと成長したという。
最後、難波さんは「こっからの人生、ラーメン屋さんでいい」とし、「(店に来る小さい子どもが)『あのラーメン屋さんの人がYouTube観たらバンドやって歌ってたよ!』みたいな。『ラーメン屋さん、なかなかベース弾くなぁ』みたいな。そういう感じもいいなぁと思った」と自身の今後を語るのだった。
バンドマンからラーメン屋へ転身を果たした難波さんに対し、視聴者からは
「ハイスタの難波さんがラーメン屋やってると聞いて椅子から転げ落ちた」
「難波さんが地上波に出るなんてその昔なら有り得なかったよなあ」
「すごく行動力のある大きい人物だと思った」
「オレたちのヒーローが今ラーメン屋やってんだよ。難波がラーメンて最初は戸惑ったけど120%全力でやってて気付けば応援してた。激レアさん観て更に行きたくなったな。パンクヒーローが創った渾身のラーメン、絶対食べに行くから」
などの反響があがっている。
継承された肝心のラーメンは勿論、沢山の方々よりお力を頂きながらデザインやパッケージなど全て細部にまでこだわって一つ一つ手作りで作られています。新潟の "冷凍なみ福ラーメン"を是非ご自宅で味わって下さい?? なみ福チームリスペクトっすマジで???@niigatanamifuku #なみ福プロジェクト https://t.co/5TxtPmabao pic.twitter.com/AMphfIy4g6
— 難波 章浩 (@AKIHIRONAMBA) June 26, 2022