搭乗率「往路30%、復路97%」の理由
サンノゼ線の初便・ZG30便は、消防車の放水で見送られながら16時頃に出発した。ZIPAIRの飛行機の定員はエコノミークラスにあたる「スタンダード(Standard)」272人、ビジネスクラスにあたる「ジップフルフラット(ZIP Full-Flat)」18人の計290人。これに対して、初便搭乗客は87人(スタンダード70人、フルフラット17人)で、搭乗率は30%だった。ただ、サンノゼから成田に折り返すZG29便には、282人(スタンダード265人、フルフラット17人)が乗り、搭乗率は97%だった。日本側は年末年始の需要が高まる時期まで時間があるのに対して、米国側ではクリスマス休暇のシーズンに入りつつあることが背景にあるとみられる。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)